アクセシビリティとは
背景
1)インターネットの普及と利便性の向上
・健常者のみならず身体障害者にも益が大
・もののやり取りが効率化することによる経済の活性化
2)デジタルデバイド問題の発生
・インフラ、教育水準、身体の障害有無によりインターネット利用に格差が発生
3)インターネットの可能性と期待
・経済のみならずコミュニティ手段としての役割も広がる
・身体障害者にとって社会進出の重要必須アイテムとなっている
アクセシビリティの必要性
想定利用者の拡大とそれぞれへの対応が必要
・視覚障害(読み上げソフト)
・聴覚障害
・運動機能障害(各種入力ツールなど)
・高齢者
・年少者 ・・・
視覚障害者のみを対象にすると図表や画像の乱用は避けたい
しかし動画でも使用したほうがわかりやすい利用者はいる
使いたい人が使いたいときに取り出せる状態をバランスよく作り上げていくことが重要
サイトの目的によって対応範囲は変化するであろうがやはり使いやすいサイトを目指したい
W3Cの提案
1)WCAG(Web Contents Accessibility Guideline)→コンテンツ
2)UAAG(User Agent Accessibility Guideline)→ブラウザ
3)ATAG(Authoring Tool Accessibility Guideline)→コンテンツ作成ソフト
アメリカのリハビリテーション法508条
すべてのアメリカ連邦政府機関(軍事用途など一部特殊用途をのぞく)に納品される電子情報機器は,障害者に対してアクセシブルであることが求められる.強制力を伴う.政府機関をはじめ多くの企業に影響を与えている.
JIS X 8341
JIS X 8341は1〜4の4部から構成.ウェブコンテンツに関する規格は第3部.